ホンダの四輪車が日本中の話題になった時の事をご紹介してみます。昔のですが…

日本の自動車工業会にエポックを画するものとして、大きな話題と関心を集めた

『ホンダ四輪車の一大広告キャンペーン』を紹介します。 

 

ホンダ四輪車一大広告キャンペーン

1963年(昭和38年)6月16日 

■本社ビル・各製作所・全国販売店店頭一斉にホンダ(四輪車生産開始)の巨大な垂れ幕を掲揚しました。 

全国60紙新聞全面広告(ホンダスポーツ500価格クイズ)掲載 。 

 

■6月30日 ホンダスポーツ500価格クイズ応募総数が573万5417枚と発表。 

 

■7月21日 全国60紙新聞全面広告(ホンダスポーツ500・ホンダトラックT360・500)の価格を発表。 

 

■7月22日 価格クイズ抽選会を東京ヒルトンホテルにて行う。 

 

■8月1日 全国新聞広告にホンダスポーツ500当選者発表 

1963年6月16日より全国一斉に掲げられた生産開始の巨大な垂れ幕は多大な反響を呼んだそうです。 

特に東海道線をはじめ八重洲口、銀座方面から目に付く本社ビルの垂れ幕は道行く人のドギモを抜いた垂れ幕だったそうです。

ドギモを抜いた新聞広告 ホンダスポーツ500価格クイズの広告 

6月30日 ホンダS500価格クイズ応募総数が573万5417枚と発表。 中央郵便局の記録だそうです。このハガキを積み上げると1,147メートルと発表があったそうです。郵便局も大忙しだったんでしょうね。

7月21日 全国60紙新聞全面広告(ホンダスポーツ500・ホンダトラックT360・500)の価格を発表。 

予想以上に安くビックリだったようです。

7月22日 価格クイズ抽選会を東京ヒルトンホテルにて行う。5名の方が459,000円を当てられました。そして草笛光子さんの手で『ずばり賞』の一枚が抜き取られました。ズバリ賞は大阪の小林政子さんに決定。

うれしかったでしょうね。