モンキーバハ アフリカ カウルリッド修理

モンキーBAJA(バハ)アフリカ


1991年(平成3年)から2001年まで販売されたBAJAにタンクカウルを付けた思わず笑ってしまう様なバイクです。


SSTR2015に参加するためにナンバーを取得しました。


そう、今まで未登録車だったのです。


さすがに、経年劣化には耐えられない部品も有りカウルのリッドのヒンジが割れてしまいました。


プラスチック製の板で出来たヒンジなので仕方が有りませんね!


ラリーに参加するので早めに修理しておくことにしました。


修理過程を残しておくことにします。



壊れた場所はここ!


シートの後ろ、キャリアの上に付いているカウルリッドのヒンジ。


リッドを開け閉めしてした時に疲労する場所


疲労骨折の様な感じかな!


それと、加齢による骨粗しょう症ってとこでしょうか。





ヒンジが壊れているのでリッドが取れてしまいます。


これではね!




リッドのヒンジ取付け箇所


ヒンジの真ん中で切れてしまっています。



ヒンジを止めているのはブラインドリベットという部品です。


この、リベットは再利用出来ないので壊します。




リッドの裏側




リッドとヒンジを合わせた厚みを調べて、使用するリベットを決めます。

 

厚みは4.8mm

 

このリベットの特徴としてはフランジがアルミ製、シャフトがスチーム製をしようしていますので、同じものを用意します。

 

ヒンジを含め、ホンダから純正部品としての供給はないので、同じヒンジを探すのに苦労しました。

 

探すのも楽しい時間ですがね!

 

 

先ずはリベットを取り除きます。


リーマーをドリルに取り付け、もんでしまいます。




取れました。




揃えたブラインドリベットとヒンジ





ハンドリベッターを使って止めていきます。

 

あっという間の作業ですね。

 

 

道具って凄いといつも思います。

 

 


 

 

裏も綺麗です。




あ、ボディ側もあったんだ!





リッド側と同様の作業をしていきます。





ハンドリベッターの役目は、リベットをかしめてからシャフトをちぎりって切ります。

 

 シャフトがちぎれるとき、勢いよく飛んで来るので注意が必要です。


それと、防護メガネもね!



 

完成!

 

 

ボディ 笑っちゃうでしょ!

 

 

このモンキーバハアフリカで5月30、31に開催されるSSTR2015に参加しアドベンチャーしてきます。

 

 

 

 

 

 昨年のSSTR2014の様子を紹介しますね!

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    africacab (月曜日, 13 4月 2015 05:36)

    おはようございます
    前ヒンジ 大丈夫ですか? 乗車するなら開閉頻度が多そうなんですが…

  • #2

    honda-cafe (月曜日, 13 4月 2015 08:03)

    africacabさん
    おはようございます。
    確かに前の方が危険かも!交換した方がよさそうですね!
    ありがとうございます。