鈴鹿サーキット

3月21日に鈴鹿サーキットよりイベント参加依頼のメールが届きました。


イベント名は 「“SUZUKA Sound of ENGINE 2015”」


このメールは2012年に開催された鈴鹿サーキットの50周年イベント

「2012年鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー」に参加した人に送られている様です。


“SUZUKA Sound of ENGINE 2015”は、

F1やWGPに出場した往年の名車を国内外から招き、鈴鹿サーキットに現役当時のサウンドを響かせるヒストリックイベントの様です。


ですので募集車輛は

1975 年以前に生産された2輪車・4輪車(限定200台)とのこと。


前回参加した車輛は1962年製のC105Tで鈴鹿サーキットと同じ年の生まれ!

コースも走って、パンクもして盛り上がりました。


もう一度行ってみたいな〜






鈴鹿サーキットが出来たのは1962年です。


そして遊園地がオープンしたのは翌年の1963年1月。


11月には第1回世界グランプリレースが鈴鹿サーキットで開催されています。



鈴鹿サーキットと遊園地の1963年当時のパンフレットの写真がありましたので紹介します。










鈴鹿サーキット営業のご案内文


はためく原色の旗、白亜の大スタンド、疾走するスポーツカー、世界最新最高のダイナミックな国際レーシングコース鈴鹿サーキットは、ホンダの技術とアイデアを結集した自動車遊園地とともに、自らハンドルを握り、走るもっとも現代的なレジャー・センターとして日本のトップにランクされています。




パンフレット表紙の写真9枚

遊園地の紹介

科学が生んだお伽(おとぎ)の国


デズニーはファンタジックな漫画で子供に夢をあたえました。

鈴鹿サーキットの自動車遊園地は、世界一のオートバイメーカー本田技研がアイデアと技術を集めてつくりあげた科学時代のふさわしいお伽の国です。



●ゴーカート

1周 50円

シンプルなメカニズム、鋭い出足、スカッとカーブする切れ味は現代スポーツのNo.1!鈴鹿サーキットのゴーカートは、ホンダが世界に誇る4サイクル50ccエンジン搭載3段変速、セルモーター付きのデラックス車で、誰でも安心して乗れます。




●モンキーオートバイ

1周 50円

全長1メートル足らず、両手で軽く持ち上げられる世界最小の車ですが、オートバイの機能をすべて備え、どんな坂でもぐんぐん登る力持ちです。海外に続々輸出されているホンダの人気者が、鈴鹿サーキットにもいよいよ現れました。





●ヒルクライムカー

1周 50円

ロッククライミングよろしく、どんな坂でもよじ登る車があったら…そんな夢を実現したのがこのヒルクライムカーです。大きなスプロケットにイボイボタイヤ、大人二人を乗っけて軽く坂を登り現代人のバーバリズムを満足させてくれます。





●ホンダスポーツ50

1周 50円

いま評判のホンダスポーツそっくりのミニチュア・スポーツカーをつくりました。名付けてホンダスポーツ50オールプラスチックボデー、三段変速、セルモーター付きの2人乗り高級車で、子供や女性でもすぐ運転できる豪華な夢の車です。





●円盤カー

1周 50円

宇宙時代の子供の夢にふさわしいエンジン付の楽しい乗物をつくりました。名付けて円盤」カー、かっこいいスタイルに、回転半径が小さく、自由自在にくるくるのがもっとも大きな特徴で、小さな子供でも安心して乗せることができます。







 ●走る椅子

1周 50円

二人がけの椅子にホンダ50ccエンジンを取り付けたファンタジックな乗り物です。切れの良いバーハンドル、ブレーキが二つありますから絶対に安全です。アベックでさわやかな空気を胸いっぱいに吸いながらコースを走る味は格別です。






 ●ティーカップ・カー

1周 50円

お伽の国から飛び出してきたような大きなティーカップにエンジンを取付けました。鈴鹿サーキットだけにしかないユカイな自動車です。真ん中にハンドルがありますから、ご家族そろって車座に座ることができ、団らんムードいっぱいの車です。






 ●バズーカ砲

1ゲーム 50円

本物のバズーカ砲ではありません。火薬の代わりに圧縮空気を利用したまったくオリジナルなバズーカ砲です。100メートル先にある的に軟式野球のボールを轟音とともに発射する気分は爽快そのもの、鈴鹿サーキットならではの近代スポーツです。





1963年当時の説明文は興味深い内容ですね。 


文章は忠実に再現しています。





プッって笑ってしまいたくなる文もありますね。



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コメント: 2
  • #1

    Shira (日曜日, 29 3月 2015 01:16)

    お久しぶりです。

    こちらでのコメントは、お初ですが、これからも、我が家のわんこ共々宜しく御願い致します。

    私のところにも、SUZUKA Sound of ENGINE 2015へのお誘いの案内がございましたので、1965年製造のT360で参加申請済みです。

    今回は、荷台に同年代のCB450K0(1965〜67年の、黒、赤、白の何れか)を積んで参加出来たらと思っております。

    それにしても、この遊園地の紹介にあるホンダスポーツ50には驚きです。現存すれば、S360よりレアではないでしょうか?

    今、長年の妄想(?)念願だったS360を密かに密造中ですが(笑)、ホンダスポーツ50、私、欲しいです。

  • #2

    honda-cafe (日曜日, 29 3月 2015 07:37)

    Shiraさん

    コメントありがとうございます。

     ほんと、お久しぶりです。

    年賀状の赤色、シルバー色のエンジン見てビックリでした。
    いつか一緒に並べて写真撮りたいです。

    鈴鹿へは行ける様に現在調整中です。

    S360密造中ですか?凄い!(笑)
    出来上がりを楽しみに待っています。

    ホンダスポーツ50探して下さい! 無ければこれも造ってしまうとか(笑)

    T360の荷台に積んだホンダスポーツ50を想像してしまいました。
    又お会い出来る日を楽しみにしています。